論文が話題を呼んだ前航空幕僚長 田母神俊雄の著書。記載の史実が事実であるかどうかは置いといて、国防への著者の思考に違和感を感じない。
「日本はいい国だといったら解任された」
国防の要は「愛国心」と主張する。言われてみればその通りで「愛国心」がなければ、いざ有事に体を張れませんよね。
いまどうなんだろう?日本を「良い国」と思っている人がどれ位いるんだろう?思えば「日本は良い国ですよ」という教育を受けた記憶がない。近代の歴史については著者指摘の通りネガティブなものばかり。それでは「愛国心」を育めまい。日本や日本人としてプライドを持てるのが明治維新までじゃ寂しいかぎり。昭和も見直さないと。「戦争」=「悪」。だから完全否定。そんな単純な図式の方が無理がある。
いま未曾有の経済危機といわれる。が、今一度日本、日本人として誇りが持てるかどうかが経済も復興への鍵となるような気がしてならない。
「軍隊は危険で」「すぐ暴走する」「等とはマインドコントロール」
私もこの本を読むまで「自衛隊ってなんとなく危険」と心のどこかで「なんとなく」感じていたのですが、それこそ「マインドコントロール」なのかも。
あらためて最初から読み返すと彼を批判する政府、マスコミこそ危険な存在に映るのですが・・・。「国」を杞憂する者は果たしてどちらなのか。
例えば拉致被害者を特殊部隊で救出に向かう位の気概があったとして、そう考えるのは「日本国」にとって「危険」な「思想」なのでしょうか?
被害者を救出できないなんて情けなくないですか?守ってくれないなら頼れませんよね。
武術は「調和」を目指しますがそれは馴れ合いではなく、互いの技量を見定めた上での「相抜け」なんですから。

自らの身は顧みず
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