バーリトゥード日記

バーリトゥード日記

ジェントルアーツ名古屋ブラジリアン柔術クラブ(NBJC)代表早川正城の日記です。
(題字:一ノ瀬芳翠)


私の苦手な反る動作。なんの気なしにやりだしたのが効果的。右前面の首や胸の硬さを解してくれる。

昨夜三村クラスは甲側の足首を極めるアキレス腱固め。足首を極める角度で効果が違い、三種類あるうちの一つ。これも奥が深い。

今夜は今週のテーマエスケープ。ディフェンスに不安がないとおもいっきり攻撃できますからね。ここは細部にこだわって練習。パスされなければ負けません(足関を除く)

スパーはトップでバランスを取って脱力。毛布が纏わり付くようにする。五年前初めてスパーした時のバルボーザはこんな感じだったように思う。

スタンドは思うところあってひっついているだけ、触っているだけ。体捌きと重心操作を研究中。少しフットワークが良くなったはず。

大東流合気武術の佐川師範に関連する本「透明な力」「合気修得への道」「大東流合気の真実」を最近何度も繰り返し読んでいる。

佐川師範が最初に気がついた「合気」に興味があります。「合気」も「単純な事」から出発し後の達人技へ発展していったそうです。

この出発点の「単純な事」とは一体なんでしょう?

I師匠からヒントは習っていますが、いま私自身が体感している部分だけで再度本にある内容を探ってみています。「武田惣角は小手を回していた」「手がくっつく」「力を感じない」等。色々試しているとやっぱりI師匠の教えに戻ってきちゃうんだけどね(笑)

究極的に体力差を乗り越えるには相手となにか違う要素がなければならない(黒帯アダルトチャレンジ連敗中がその証拠。私がソーザや荒牧選手と同じ技量だったら体力に優る彼らに勝てるはずがない。さらに将来マルキーニョスやアマゾンに体力で優るなどありえない)。

体力差を乗り越えるために体力とはいきたくないんでね(笑)


で、推論。人は戦う時に「筋力」と「もう一つの別の要素」を使っているのではないでしょうか?

「筋力」も「もう一つの別の要素」も人間が元々持っているものだがそれの区別がつかずごっちゃにして使ってしまっている。

以前の私は「筋力」と「重力」も区別なくごっちゃになっていたので有り得る話。

ちなみに陸上に立っているとき「足(等の骨格)」が「重力」に対して「ベース」になっている。ここでいう「ベース」とは「つっかい棒」のこと。「フレーム」も同じ。骨格に水平にかかる力に筋力はいらない。ただし関節をロックさせるのに筋力は必要。

強く押したり引いたりするには対象物が必要。なにもない空間を強く押したり引いたりできない。

そして様々なヒントを考慮して「もう一つの別の要素」とは「バランス」ではなかろうかと感じています。


昨日の松井の試合を見ていて、いまさらながら思い知らされました。

パスされなければ負けない。そのうちチャンスが巡ってくる。

まずはガードワーク。そして攻撃の順でしょうね。

今日は仕事の都合で休みの岩間の代わりにレッスン。

メニューはボトムサイドからのディフェンス。

スパーは久々に脱力して行う。楽しいんだわ、これが♪

最近やり方を少し変え力を使いまくってましたからね。

スタンドでも力をいれない。相手も力を入れる対象がないと力を入れにくいはずですから。力を抜いてもベース(バランス)は保ちます。

練習のステップとしてはまず力任せでもなんでもいいからおもいっきりやって、バランスをキープしたまま徐々に力を抜いていく方法が良いような気がしてます。


グラップリングツアーファイナル「TAPOUT」

サトちゃんは階級優勝。アブソは準優勝。スイープが上手くなり、パスのプレッシャーもタイト、スタンド前捌きも向上しました。

木内は階級優勝。アブソは三位。パスのプレッシャーが良くなりました。

リオは準優勝。決勝も接戦だっただけに本人は悔しい結果だったと思います。厳しさを学んだリオは次に化けるぜ。

松井は準優勝。この結果は私も驚きました。二試合を三角で一本勝ち。決勝も判定負けとはいえガードワークは光るものをみせました。これでキャリア三ヶ月とは恐れ入る。

平木は三位。準決勝をポイントで大量リードしながら極めにいってチョークで逆転負け。これは指示した私の責任。でもやっぱり極めにいきたいもんな。平木はカードワーク、パスともに向上。これから試合が楽しくなるはず。

急遽参戦の渡辺さんは初戦三角十字で一本勝ち。お見事!準決勝ではボコられたけどいまの段階では二重丸の三位♪

三村さんは会場を沸かせまくり!初戦は速攻のアキレス一本勝ち。準決勝も最後まで一発のあるところをみせつづけました。三位。存在感はMVP。今後が楽しみ♪

ちなみにG−fuも力を出し切った。GOOD!

大会終了後、そのまま打ち上げ!といきたいところだが6時から練習(笑)

アキレス腱固めのクラッチ法二種類。一つはカリスマレフリー塩崎式、もう一つは植松式。塩崎式は楽にタイトに絞れる。植松式はクラッシュ系。このコツはそのままフロントチョークに使えるのでお得な感じ。(三村式は上級者向け)

そして一時間スパー。腰痛の私は平木君にマッサージをしてもらった。ありがとう。木内はずっとスパーしていた。クラスが終わってもスパーしていた(笑)

ようやく打ち上げ!成瀬、松ちゃん、平木、木内、カッコイイ方の松ちゃん、そしてG−fuも合流し旬祭へ。

成瀬が明日誕生日だといいだし、それなら木内も昨日誕生日だったというので誕生会も兼ねて栄のシャンパンバーへ。

移動はトゥクトゥクだ!

トゥクトゥクというのはタイのタクシーでよく見かける三輪車。それに何人乗っていたかはナイショだが、周囲の注目を集めていたのは間違いない(笑)

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