バーリトゥード日記

バーリトゥード日記

ジェントルアーツ名古屋ブラジリアン柔術クラブ(NBJC)代表早川正城の日記です。
(題字:一ノ瀬芳翠)


痛めて柔術の練習はしばらくお休み。でも拳法の套路はできるので体の内側の調整。最近精巧な身体操作が要求される合気の技にヒントがあり丁度良い機会なのかもしれません。体力差を克服するためにも相手を無力化させる合気は必ず身につけなければなりません。
こういった力の運用法を身につけ、いつか柔術の套路を編集したいというのが私の夢の一つなのです。


数年前のある日、フクジーニョと二人でエリオグレイシーのセミナーに出掛けました。
数々の技を習った後、ポジション別のライトスパーになり、エリオがマウントで私たちはエスケープするようにいわれました。でも、超キレの良い十字絞めでフクジーニョ共々アッという間にタップ。一瞬で捕らえるチョーク。こんなチョークを食らったのは後にも先にもこの時だけ。
「どうやったらできるようになりますか?」の私の質問にエリオは答えてこういいました。
「私はこんなことばかりもう80年以上やっているんだよ(笑)」

発売中の雑誌「格闘技通信」にエリオのインタビューが掲載されています。一芸に秀で、しかも歴史を重ねた人物の言葉だけに重みがあります。ご一読を(^.^)b


タクオは序盤丹選手のスイープで劣勢になるもパスの大攻勢でアドバンを積み重ね最後の最後テイクダウンを奪い劇的逆転勝利。
フクジーニョは大賀選手の絞め技に苦戦を強いられましたがこれまた終了間際にスイープを連発、バックを奪い結果的に圧勝。今回フクジーニョは黒帯として初のプロの試合ということでプレッシャーは相当なもので、開始7分までは緊張のあまりガチガチでまったくいいところなしでした。終了3分前あたりから気持ちを切り替え、本来の動きを取り戻しました。残り3分間はフクジーニョも大賀選手もプロとして黒帯として相応しい試合だったと思います。
プロとして実績を重ねるTAISHOは試合運びも堂々たるもので、今大会で最もプロのオーラを発していたと思います。和道選手に対し何度もパスを仕掛け試合をコントロール。最後の土壇場で一瞬隙ができたか背負いに乗ってしまい判定負けを喫しましたが、プロとしてアグレッシブに攻めるハートは観客にも十分伝わったのではないでしょうか?
閑話休題。今大会を通じてあらためてプロってなんだろうと考えました。
「かっちょいい技で勝ってこそプロ」(by平直行)
「うちは地味に強い選手はいりません」(by某イベント関係者)
プロフェッショナルファイターに対する私の思いもまったくこの通りであります。
プロはお客さんが入ってなんぼですから、お客さんにお金を払ってもみたいと思わせる試合をしなければなりません。地味に強いとか、やたら慎重なだけの選手の試合に私だってお金を払って観たくありません。
「いや、強ければいいんだろう?勝てばいいんだろう?」
この意見は格闘技を志す者として正しいと断定します。でも、プラスお客さんの目を意識できないようではプロとして相応しくないと思います。こういった選手はプロのリングにあがるべきではありません。アマチュアがいいと思います。これはプロとアマチュアのどちらのステータスがうえといったことではありません。活動フィールドの問題です。
見た目を意識できるかどうかがプロということです。《技術》や《気迫》を持って、さらにそれを《芸》として消化できる者のみがプロのリングに上がる資格を持つと思います。
プロ柔術マッチにはアマチュアのままの選手がかなりいるのではないでしょうか?プロ柔術発展のため自戒を込めて書きました。


名古屋23時発のバスツアーでディファ有明に向かってます。開場まで時間はたっぷりあるので高速ではなく下を走っています。はぁ〜、いったいいつ着くんだろう??


よくある質問に「護身術として使えますか?」というのがあります。
で、いつも答えに困ってしまうのです。一般的に護身というと、普通の人が道端にいる《暴漢から身を守る》ということになると思うのですが、この暴漢は人数、装備、技量、状況が不特定ですから一概に答えようがありません。暴漢が素手で一人だけの場合なら武術格闘技は護身として有効だと思いますが、武装した複数でしかも不意打ちの暴漢に対応できる武術格闘技を私は寡聞にして知りません。そして暴漢の類は複数で武装していてしかも不意打ちがほとんどだと思います。
これらと戦って勝つのは理想かもしれませんし、武術格闘技はそれを目指し努力すべきでしょう(好戦的の意味ではなく)。でも不確定要素の高い戦いすべてに勝利するのは非常に困難と思います。
勝つのが困難??ならばどうするか?
戦略や戦術を持つことです。これである程度の予防は可能だし、誰でもできて現実的だと思います。
戦略・戦術とは
1、人通りの少ないところに一人でいかない。
2、ヤバそうな雰囲気(感でわかる)の場所を通る時は護身グッズ(催涙スプレーやブザー等)を手に持って歩く。3、変な奴(感でわかる)に近づかない。離れる。
等です。
え!?そんなの知ってるよ??そりゃそーだよ、でも当たり前のことだから大切なんです。
例えば護身グッズを持っていたとしても鞄やポケットに入れていた場合、取り出すだけで2秒はかかるそうです。2秒あれば暴漢は数メートルの距離を一気に詰められます。護身グッズに銃(?)やナイフを持っていたとしても同じです。
それからヤバそうなトコを歩く時は顔を俯き加減にすると後方まで視界が広がります。
護身術とは自らの身を守るために《積極的》に行なう予防策ではないでしょうか?
まずは危険を察知し回避する姿勢が一番重要で、次に体を拘束された等の最悪の状態からの脱出方法を武術格闘技に学ぶといった順序なら護身に活かせるかもしれません。
以上が「護身術に使えるか?」への回答です。

PS.【業務連絡】でも、ぶっちゃけ、もしケ〇カに負けるようなら格闘技なんてやってる意味ないからね…ここらへんのニュアンス、わかるよね?(笑)


疲労から体が重くパンクラシストのタクオのスピードについていけず。裏を返せばタクオの調子の良さ。仕上がりは上々GI−03が楽しみです。
練習後、真っすぐ家に帰り長めの風呂に入る。今はまだ夜11時。でもすでにふとんの中。奇跡的(笑)
おやすみ〜(^^)


今日もきっちり一時間半スパーリング。やってる時はそれほど感じませんが終わるとドッと疲れが来ます。ウォーズマンですら顔が畳と同じ色になってます(笑)。そんな中ミノタウラが積極的に参加しています。今日なんか休憩なしでやってたと思います。要するに慣れるってことです。動きもリアクションもよくなってきました。もうちょっと経験を積めば技のタイミングやバランスが掴めてくるはず。そうなったら柔術は面白れ〜よ!他の白帯もミノタウラに続こう!


口ではうまく説明できないがなんとなくわかった時の頭の中のなにかにひっかかった感がピーンときた瞬間でしょうか?え?なんだそれ??
でもピーンときたでしょ?(笑)


武術の本をひっぱりだしてきて読む。吉丸慶雪著「合気道の奥義」は大東流合気柔術の達人佐川幸義の口伝の数々を掲載しています。以前読んだときはチンプンカンプンであった部分も多少ピーンとくるようになってきました。このピーンが私にとってレベルアップの証拠なので嬉しい瞬間であります。
さてこれらの技術に共通しているのはシンプルであるということ。単純過ぎて普段は見落としがちな部分にこそ達人や名人への道があるように感じますね。


己の器量のなさに嘆くことしきりのここ一二週間であったけど、メンバーや色々な人たちの支えがあっての自分なんだなとあらためて痛感。これからは自分の歩みを刻もうという自信が湧いてきました。
名古屋ブラジリアン柔術クラブの成長が、即、私の成長となるよう努力していきます。やっぱ人生に無駄なことって起こらないんだね(^^)v

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