バーリトゥード日記

バーリトゥード日記

ジェントルアーツ名古屋ブラジリアン柔術クラブ(NBJC)代表早川正城の日記です。
(題字:一ノ瀬芳翠)

練習後にカラオケ♪でもいつものように声が出ない?!
なんでかな?と理由を考えてみるとやはり股関節にたどり着いた(笑)
私は立って歌うのが好きで右手にマイク、右足前にしている。ならば右股関節に載っていなければならない。中国武術の右弓歩の姿勢。ところがまだ上手くいかず。右サイドが縮まってしまい声も詰まってしまう。いままでは右足前なのに空手の後屈立ちのように左股関節に載って歌っていた。試しに前のスタイルでやってみるとやはり声が出た(笑)
右手右足前なら右股関節にちゃんと載って右サイドを伸ばして歌うべきなのでここでも一つ課題を持ち帰ることになった(笑)

PS.股関節の使い方を改善したらマウント、ニーオンの威力が増したように思う。また立ち姿勢も良くなり歩きもウェートシフトがスムーズになった。反面、得意技の一つ左背負いが入り難くなった。でも生まれ持った身体の癖だけでやりたくないのでちゃんとできるようにならないとね。
右サイドの縮みといえばI師匠指摘の通り肩周辺が酷い(苦笑)。これも改善すべき急所といえる。

最近、猛烈に様々な気付きを得ているが、その一つに股関節の使い方がある。
いままでははっきり間違っていたといえる。以前I師匠に「右肩甲骨がひどい」と指摘を受けたがその一因となっているだろう。
左股関節に載っているだけで右にはまったく載れていない。左の背負いが得意で右がどうもぎこちないのは、左股関節には上手く載れるのに右には載れていなかったからだろう。
例えば突くにしても左足の踏み込みはまずまずでも右足では踏み込めないのだ。
右が縮んで左に傾いてバランスを取っているので腰への負担も大きい。
これらは様々なエクササイズで改善が可能だ。
関連して大胸筋や首の柔軟性も問題あり。
逆にいうとこれからは良くなる一方なのでこれは楽しみなのである。

「“間違いの流れ”が起こっているときは正着の手より間違いの手や悪い手を打ったほうがいい結果になることがある。でもそういった場面では悪い手を使って勝ちにいくのではなく、あえて敗者になったほうがいい。」(by桜井章一)

これは目からうろこが落ちた。

ジェントルアーツを目指し、もし上手くいかなければそこでがむしゃらにやるのではなくあえて敗者を選んでもいい。特に練習ではタップするだけなのだから。


「どんな業種でも、どんな仕事でも、それぞれに“道”がある。そしてその道にある程度通じた人たちは傍からみるとじつにシンプルな処置でものごとを解決していく。じつはそれこそが「負けないコツ」でもあるのだ。」(by桜井章一)

柔術を再構築していて最も気付いた部分がこれ。シンプルであること。


「「勝つ」も「負けない」も結果的には同じことを意味しているようだがその本質はまったく別ものだ。」
「「勝ちたい」という気持ちは欲望と同じで限度がない。限度がないからそれを達成するために汚いこと、ずるいことも平気でするようになってしまう。」
「「負けない」という気持ちには「もうこれでいい」という満足感や達成感がある。」
「負けなければいいわけだから相手をとことん追い込む必要もない。」(by桜井章一)

武術格闘技のシンプルとは危険な位置にいないこと。それはセルフディフェンス。当然、バイオレンスであってはならない。私たちはジェントルアーツしかないのである。

昨日と今日の二日間でたぶん二時間位の睡眠^^;。いや〜めっちゃ働きました♪・・・ま、たまにはね(笑)

手伝ってくれたサトちゃんありがとう!

2009年11月15日(日)に瀬戸市トラスト柔術アカデミー道場でシュハスコと柔術を楽しむイベント「第1回シュハスコ柔術大会」が開催されます。大会要項は以下の通り。


「第1回シュハスコ柔術大会
主催:トラスト柔術アカデミー
【開催日時】2009年11月15日(日)
AM 11:00 シュハスコ開始
12:00 特別試合開始

第一試合
エキシビション3分
生田華萌(トラスト柔術アカデミー)
VS
堤こうた(トラスト柔術アカデミー)

第二試合
マスター青帯アブソルート5分1本勝負
堤俊彰(トラスト柔術アカデミー)http://trustjj.com/trustjj/member/tossey/
VS
イヴァン(トラスト柔術アカデミー)

第三試合
アダルト紫帯アブソルート7分1本勝負
李相寿(トラスト柔術アカデミー)http://trustjj.com/trustjj/member/lee-sangsoo/
VS
木内康(名古屋ブラジリアン柔術クラブ)http://nbjc.jp/member/kou-kinouhi

【開催場所】トラスト柔術アカデミー道場
住 所:愛知県瀬戸市見付町102

【大会内容】ブラジリアン柔術公式ルールを使用した柔術ワンマッチ

【参加費】試合観覧のみ無料。当日道場にてシュハスコ行います。参加者で割り勘になりますのでよろしくお願いします。(1000円〜2000円程度)

【お問い合わせ】トラスト柔術アカデミー 生田まで (090−9196−5323)」


NBJCからは木内が出場しトラスト柔術のホープ李選手と対戦します。他、トラストのイヴァンさんの作るシュハスコを青空の下、ご賞味いただけます。
みなさまのご参加をお待ちしております。

ジェントルなコントロールのスパーをしているうちに自然と穏やかな言葉遣いになってきた。
思えば乱暴な時って言葉遣いも乱暴になっていたような気がする。
じゃあ逆はどうか?穏やかな口調ならば身体も穏やかになるか?これは違うような気がする。
空手宇城師範は「スローガンではなにも変わらない」と指摘する。
すべては身体が先ではなかろうか?

このページのトップヘ