バーリトゥード日記

バーリトゥード日記

ジェントルアーツ名古屋ブラジリアン柔術クラブ(NBJC)代表早川正城の日記です。
(題字:一ノ瀬芳翠)

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高名武術家のお弟子さんのセミナーに二日間参加してきました^ ^

立ち方、腕や肩の使い方、力みの抜き方、指先や視線、丹田、呼吸の操作など、順を追って指導いただきました。

がっちり掴んで崩すのではなく、接触からふわっと崩す。この感じが伊藤先生とよく似ていて、人体を操作するのは共通するんだなー、とあらためて実感。

一方、丹田の操作は回転方向にわずかな違いがあるように感じました。

武術格闘技は大人の知的好奇心をくすぐる。興味は尽きませんね。セミナーの教えはしっかり練習していきます^ ^



立ち方は馬歩に近いものを感じた。腹圧を高めた丹田の操作は回転方向が違っている。ここは日本武術と中国武術の考え方の違いなのかもしれない。

私には、力を発生する方法の新しいルートの提示であり、とても勉強になった。

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日曜は大島優磨先生の柔道特別クラスでした。

テーマは「背負い投げ」

組み手基本、崩しの操作、体捌きなど丁寧に指導いただきました。中でも相手の力を利用し、誘導する崩しは驚き。

柔道未経験者でもステップへて習得するプログラムも見事。

今回もありがとうございました。またお招きできればと思っております。

それまで、しっかり練習しておきます^ ^

PS.

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先輩と後輩

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「「論破」を目的とせず「敬意」を払うことで、意味のある対話が可能になる」


破壊を目的としないジェントルアーツの理念と同じと共感する。


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「重要なのは「改革に抵抗してくる敵」は「そういう側面」を思い出させてくれているのだ、と気づくことで」「「抵抗勢力の機能」をちゃんと尊重すれば、「進めていく改革」が細部まで配慮の行き届いたものになる」


反対意見は自身の考えの盲点に気づかせてくれる。




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伊藤先生と練習。

馬歩だけの90分。上体の使い方を修正いただいた。

先生の馬歩に少し近づいたかも。贅沢な時間をありがとうございます^ ^



人の直立する進化の過程は、赤ちゃんのハイハイに始まり、壁沿いに立ち、後ろに転び、次第に転ばないバランスを掴み、立ちに至ると考えている。

両脚で踏ん張り、筋力で立ち上がっているのではなく、後ろに転がりそうで転がらないポジションといえる(逆立ち同様)。

要するに人の立ち姿勢には常に後ろ回転、バックロールの力が作用している。

そのバックロールを意識的に強めたポジションが馬歩と理解している。見た目はスクワットのようだが、落下しそうなのを立ち上がるのではなく、転びそうなのを転ばないように下方向に抑えているといった感じ。

馬歩に触れると浮き上がる力が作用する。



人は重力下に生活しているので、重さに敏感で反応が超早い。馬歩は浮き上がり、重さの作用を薄めるため、パートナーの反応、抵抗が起こりにくくなる。

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伊藤先生と練習。

馬歩を修正していただいた。足首、膝、上体の抑えなど。

立ち方は基本であり、一丁目一番地^ ^



立ち姿勢の基本は「馬歩(まほ、マープー)」と考えている。

いわゆる健康的な姿勢や、骨格の合理的に立ち上がったポジションではなく、意図を持つ専用の姿勢。

この応用で「座取り合気上げ」をやっている、だからシッティングで手を抑えられてもわりと平気だ。

昨日、馬歩をいくつか修正していただいた。伴って、作用する力も、パートナーの崩れる方向も変わる。

運動した力をいかに発生させ、保持し、伝達するか。すべての基点がここにある。

では、「基本」とはなにか?

繰り返し練習していく一番大切で重要なポイントだから最初に学ぶ。これを基本と呼ぶことにしている。

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ホワイトベルトクラスは三角絞めを、オールはオモプラッタをナビゲート。

スパー45分。私はパスされようがバックにつかれようがずっとコネクションにフォーカス。



パートナーとの接点をヒクソンに習って「コネクション」と呼ぶことにした。

「コネクション」は身体が触れ合う部分のみならず、視覚的接点も含むと考える。

コネクションを通じてパートナーたちを崩し、誘導していくことになる。

仮にマウントやバックなどポジションを失ったとしても即、負けになるわけではない。不利な状況でもコネクションを通じてなにかできないかを探ることはできる。

こういった切り口も楽しみ方の一つである。

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ホワイトベルトクラスはニースライス→マウント→バック→チョークをナビゲート。久々の紫帯も参加で掘り下げて時間超過。

その後のパーソナルも組み手と術理研究で時間超過^ ^;



術理とはコントロールのしくみと考える。人には意識と無意識領域がある。呼吸や姿勢維持など、生きる日常の多くが無意識で行われている。

時として目の錯覚などバグが発生する。これは意識と無意識のズレ。

例えば、ジェットコースターに乗っている動画につられて身体が動いたり、持ち上げようとしたら思ったよりも軽くてバランスを崩したりすることは誰でも経験があるだろう。

武術系の一見不思議に見える技の多くはこんなバクを利用していると考える。

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Saturday night rock 'n' roll!!!

ホワイトベルトクラスはフロントロール、バックロール、グランビーロール、ショルダーエスケープを、オールはクローズドガード、崩しをナビゲート。

スパー45分。私は見学^ ^



グラウンドで転がるローリング。いわゆる受け身ともいえるが、身体をほぐす効果が大きい。

フロント、バックロール時も背骨横の脊柱起立筋をマットにつけるようにする。ほぐす時はなるべくコンパクトに、スピードをゆっくり行うのが大切。呼吸は止めないようにする。

肩を支点に横に回転するグランビーロールも脊柱や頸椎に負担のかからぬようにするのがポイント。

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伊藤先生と練習。

大島先生に披露いただいた引き手の崩しと「溜め」。この崩しを受けた感じが伊藤先生のものと似ているので質問。今夜のテーマは小内刈りになった(笑)。

先生からは推手や「抱」の指導を受けた。服も皮膚も同じなのか。目からウロコの大収穫。

私は術理の大海の水辺に戯れる子供ならぬジジイだよな。



包み込む「抱」の技術に驚き。そして「纏絲勁」。

大島先生の組み手やヒクソンのコネクションの共通点が見えてきた。

これらはヘンリーや江良さんの伝えるところの「コンセプト」。私は術理と呼ぶ。テクニックではない「核」の部分。

学ぶことが多くて駆け出し白帯の気分♪


「抱」とは包み込む技術。包帯を巻く感覚。包み込むことで「軸」の感覚が薄れるようだ。

そして、受けを浮き上がらせるための「抑え」。力の出どころをモニターさせないために受けにもたれかからない身体操作となる。

伊藤先生は「震脚」を合わせて使う。これで受けの重心はさらに浮く。



大島先生はこれらを素早くやっていると感じた。ワールドクラスの柔道家は凄いよね。



実践では速く。練習では効果を確認しながらゆっくりと。

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「たったひとつのことを心がければ、美しい所作で食事ができる。そのたったひとつのことが、「箸や器を大切にする」。これだけです。器を大切にするとは、丁寧に扱うこと」



武術格闘技を通じて「型」から入る大切さを感じている。外型の所作を整えることで内型の「心」も整えられるのではないだろうか。



「立ち居振る舞いが整えば、自然と心も整う。心が穏やかであれば、言葉にやさしさや思いやりがにじみ出てくるものです」



「所作が美しい人ほど、その所作は「さりげない」」

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